深井先生と高橋先生の黄金コンビが初めて淡交社と組んで出版された「ペルシア」シリーズの「ペルシアのガラス」です。それまでの学術書は全て吉川弘文館から出しておられましたが、今回からは一般の方向けということで淡交社となりました、その理由もお聞きしたのですが、流石にもう言えません。中部地区にあった作品の撮影は私の店で行いました、また出版前の原稿を「君読んでみなさい」と言われたこともありました、とんでもないですと遠慮したら、今回は君の頭で理解できないといかんのだ、と褒められたのかなんだかわかないこともありました。内容は正倉院の白瑠璃碗がイラン由来であったことを初めて発見された先生らしくササンのガラスが特に充実していて素晴らしいです。表紙右上の馬印も先生のこだわりでした。また後には掲載された作品の何点かを扱うこととなりました。大変に思い出深い一冊です、外箱に経年によるシミ等はありますが中身は美品です。送料当方負担の宅急便でお送りします。